
みなさんこんにちは、ケイディです。
先日に引き続き今回も「小ネタ」を紹介します。
「小ネタ」は
" 知りたいことをサクッと知ることができる "
をコンセプトに、文字数は少なく、
簡潔で分かりやすい情報提供を
行っていきますので、
ぜひ参考になれば嬉しいです!
Vol.2ではスプレッドシートで
条件付き書式を使って
特定の値が入った行全体の色を
変えるやり方を紹介します。
比較的易しい内容なので、
新卒の方、Excelやスプレッドシートを
使い始めたばかりの方のお役に立てれば嬉しいです。
はじめに
今回紹介するのはキャプチャのような変化を
シート上で表現したい時のやり方です。
例)「NG」が入った行はグレーにする。
1枚目がスタート時、2枚目が結果です。
二郎さんはNGなので行全体を
グレーアウトしています。
やり方
【STEP 1】データの入力規則で選択肢を作成する
下準備でデータの入力規則を使い、
選択肢を作成します。
①選択肢を入れたいセルを選択します。
今回だとD3~D5セル。

②「データ」
→「データの入力規則」を選択します。
キャプチャの順序で設定を進めます。
「リストを直接指定」を選択し、
選択肢の項目を入力。最後に
「セルにプルダウンリストを表示する」に
チェックを入れてください。これで完了です。

【STEP 2】条件付き書式を設定する
①書式を反映させたいセル全体を選択
今回の例だと、キャプチャの形。
Dの3,4,5セルでOKかNGか選択し、
NGの場合はB~Dの対象行全てをグレーアウトします。

②「表示形式」→「条件付き書式」を選択
続いて設定に移ります。
条件付き書式を選択したら
細かい設定を行います。
・範囲に適用
→①の範囲と一致しているか確認する
・セルの書式設定状の条件
→「カスタム数式」を選択し、
「=$D3="NG"」と入れる。
※今回の例の場合
ポイントはOK or NGを選択するセルを
最初の「=」の後に入れることです。
なお対象行が複数行ある場合は、
「$」をセル名の前に入れましょう。
参照させることで他の行にも
各行に合った内容が反映されます。
(「=$D3="NG"」で書式を設定しておけば
裏側では4行目、5行目にも式が反映されます)
3行目の場合:=$D3="NG"
4行目の場合:=$D4="NG"
5行目の場合:=$D5="NG"
・書式設定のスタイル
→フォントの色やセルの色を決める
「完了」をクリックで完了。

設定は以上で完了です。
あとは作成した作成したリストを
更新してみてください。
NGに更新した際にきちんと行の色が変われば
設定はできております。
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