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vol.67 | 夢を追いかけた転職活動の記録

みなさんこんばんはケイディです。

ご無沙汰しております。すっかりブログに時間を割くことができなくなっておりました。

厳密には割く時間はあったものの「ブログをやるなら面接の対策をしろ」と自分に言い聞かせていたため、なかなか手をつけられなかったという感じです。

 

 

今日のブログは完全に私の自己満足のブログとなりますが、昨年末くらいから始動した転職活動について振り返りも兼ねて綴ります。

結論、今回の転職活動では2社の選考を受けました。1社は辞退し、大本命であったもう1社は最終面接にて撃沈しました。

 

撃沈した1社については非常にショックが大きく、同時に悔しさもありますが、得たものも多かったので今回の活動全般についてまとめました。同じように転職で悩まている方の参考になれば幸いです。

目次


【1】転職を考え始めたきっかけ


現在私は社会人年次でいくと6年目、まもなく7年目になろうとしています。

これまでの職歴でいくと新卒で入社した会社で4年、現在務めている企業で2年仕事をしています。

 

1回目の転職では事業会社への転職だったこともあり自社のサービスのことを考え、分析し、出てきた課題を改善するための施策立案と実行する経験を積むことができました。また、SQLを習得するなどハード面においても成長ができていると感じます。

自分が求めるほどではないですが、それなりの知名度があるサービスを扱っていて、ある程度お給料がもらえて、それなりに評価もされていると感じています。

 

しかし、最近は日々の仕事にやりがいが感じられず、充実感を得られなくなっていたので新しいことにもっとチャレンジをしてスキルアップしたいと思うようになりました。また、現在進行中ですが家を買いたい、いずれ子供も欲しいと考えていくと、給料についてももっと稼ぎたいと思うようになりました。

 

公私両面で自分が求める水準に今の自分がいないことに漠然とした焦りが芽生え始め、改めて現状の整理と今後の方針や夢を書き出したところ、実現するために転職をしても良いのでは?という結論にいたり転職活動を始めました。

【2】どういう企業を見ていたか


転職を開始するにあたってAmbiというサイトビズリーチに登録し、現在どういった求人が市場に出回っているのか情報を集めました。

厳密には転職活動を始めたと言っても行きたい企業が2社しかなく、その2社以外に気になる企業がないか探すために登録した感じです。

その2社はざっくり書くと下記。

 

A社:同業他社

B社:他業界だが現職に近い仕事ができる

 

どちらも面接ハードルがかなり高く、対策必至の企業で正直難易度が非常に高いです。

それもあって一応情報収集がてら他企業の情報を集めました。

 

▼求めていた要素

・給与レンジが高い企業

・これまでの経験が活かせる企業

・業界のリードプレイヤー的な企業

 

▼スタンス

まもなく30代ということで、以前より転職に慎重になっているためどの会社でも良いということはなく、きちんと自分のキャリアプラン、人生設計を考慮して良いと思った会社だけを受けようと思っていたので納得できなければ書類の提出もしない方向で進めました。

(書類を提出して仮に面接に進んだとしてもその準備に時間を割くくらいなら本命の対策に時間を充てたいという考えもありました)

 

結論、B社については2次面接で辞退しました。というのも業界が変わるのと、

1次面接の際に感じたイメージが自分の求めるものと異なり、またその他にも気になるポイントが多く出てきたので見送ることにしました。

A社については最終面接まで進むことができ、結果を待っていましたが先日お見送りとなりました。

【3】転職は準備が命。対策で行なった3つのこと


目次に書いた通り準備が命です。本当に痛感しました。準備してもし足りないくらいです。その準備において行なったことを3つに分けて紹介します。

 

①面接の目的を一から学びました。

まず1つは面接というものを改めて学びました。参考にしたのは下記の本です。

正直なところここから始める必要はないかもですが、私は自分の中で面接への苦手意識がずっとあったのでもう一度確認をしようと思い購入しました。タイトルには成功する転職面接とありますが、実際中身の大半は書類の書き方や面接にいく前の準備の仕方についてまとめられています。具体的にはキャリアの振り返りやなぜ転職しようと思ったのか、将来のキャリアプランは?と言ったような内容が前半のパートでまとめられていて、後半のパートで実際の面接についてまとめられている感じです。

面接対策用として購入しましたが、その前の自己分析のやり方を確認する上で非常に役立ちました。

 

・将来ありたい姿を考える

・今の自分の状況は?

・何ができる?

・ありたい姿とのギャップは?

・そのギャップを埋めるためには何をすれば良い?

 

といった感じのことを図と順序と合わせて教えてくれます。

就活の時に読みたかったなーと思いました。笑

②徹底的に企業研究

続いて行なったことは企業研究です。私が行きたいと思っていたAとBの2社のうち、B社は志望動機やなぜB社かと言ったところを中途採用においても重要視する企業とエージェントから聞いていたので、この辺りを明確にするために企業研究に力を入れました。具体的に行なったこととしては下記。

 

■その企業に関連する書籍を読む

創業者や経営者、もしくは関係している人が書いたB社の理念や企業としての生い立ち等を学ぶために買いました。

読み進めるうちに普通に読み物としても面白くて1週間くらいで読み終わりました。文中で採用ページ等に散りばめられている企業に関連するキーワードが出てきたらメモを取っていました。より具体的な解釈が本の中に買いてあることもあるので、面接準備に時間がある場合は読んでおくことをお勧めします。

 

■IR情報を読み込む

企業のサイトにいくと必ずと言ってもIR情報、投資家向け情報といったコーナーがあります。ここで紹介されているその企業の財務状況や力を入れている取り組みについてをまとめて知ることができるのがIR情報です。企業研究する上で必ず利用すると言っても良いコンテンツなので、もしまだ見ていないという方がいたら確認しておくことをおすすめします。面接の最後の逆質問の準備にも使えます。

加えて競合他社のIR情報まで読んでおけると「なぜB社か」といった問いへの回答を出すための要素を見つけやすくなるのでおすすめです。

 

■採用ページを熟読

一番ワクワクしながらできる準備がこれ。採用ページはキャリア採用、新卒採用ページどちらも見ておくと良いと思います。読むことでその企業へ行きたい気持ちが強くなり、準備のモチベーションが上がります。中途採用の人でも新卒採用ページは必ず見た方が良いです。実際に働いている社員の働き方ややりがいの根源、福利厚生の詳細、事業内容の解説などわかりやすく情報がまとめられているからです。

 

③第三者に確認をしてもらう・繰り返しイメトレを行う

情報収集が完了し、話したい内容をまとめたら後は他の人に伝わるかの確認と、イメトレです。特に前者の「他の人に伝わるか」という点は実際に面接を行う上でも重要な対策となります。以下、具体的に行なったことです。

 

■第三者に確認をしてもらう

これは絶対にやった方が良いです。正直ショック受けることも多いです。私はエージェントと妻に話そうと思っている内容について共有をし、フィードバックをもらいました。やり方としては話そうと思っていることをスプレッドシート(Excel)やドキュメント(Word)にまとめて、それを読んでもらい、わかりづらい箇所や気になるポイントを指摘してもらいます。これにより実際の面接で聞かれそうなところを予測できます。自分一人でやっていても結局それが相手に伝わる内容なのか、そもそも求める人材と合致しているのかなどがわからないので、特にエージェントには確認を行なってもらうことを推奨します。

 

■繰り返しイメトレを行う

日々通常業務を行いながら転職活動を行うので正直時間があまりないです。ただ、平日はやらずに土日だけやるというのはよほど賢く記憶力もある方でないと頭に入ってこないのでやめた方が良いです。私は平日朝晩と土日に各種準備を行い、必ず1日1回は受ける企業のページやその企業との面接で話そうと思っていることを繰り返し音読をしたり、暗唱したりして残像記憶させました。

(正直上記でやってはいたもののまだまだ足りなかったなと思ってます・・)

 

テキストが多くて大変恐縮ですが、準備として行なったことは以上です。

後はマインドセットも兼ねて鏡と向き合いながら「俺はできる」と唱えてましたww

ちなみにA社は志望動機というよりは何をやってきたかを重視する企業だったのでひたすら自分のキャリアを振り返ってました。

【4】活動を通して学んだこと


今回の転職活動では望んでいた結果に繋げることができませんでした。正直準備期間も長く、朝晩、休日も含めてかなりの時間を対策に費やしていたので文字通りマジでショックです。ただ一方で明確な採用基準が設けられている企業であったので今の自分の実力、やってきたことでは受からないんだということをフィードバックを通して知ることができました。そして自分でもその内容に対し「そうだよな」と納得できるところもあったので、ショックですし悔しくてたまらないですが、この結果への反発心はありませんでした。

これを踏まえて、今回の活動を通して学んだことについて記載します。

 

■今後仕事とどう向き合っていくべきかが分かった。

正直今回選考を受けた企業のハードルは本当に高い一方で採用基準も明確でした。そのため対策をすることで受かる確率を高めることはできますが、結果的に落ちてしまったということは単純に自分のこれまでの仕事だと足りなかったということです。

今後は足りない点を強化するために日々業務に取り組もうと思います。

 

■転職の準備、面接にもう怖いものはない!

正直就職活動時もここまで対策をして選考に臨んでいた企業はなかったので本当に良い経験になりました。

そして今回の面接を経て感じるのはここまでハードな面接をする企業は数が少ないということ。

今回の経験を糧に今後また行きたい企業ができた際にはこの経験を活かしてしっかり対策をし、落ち着いて面接に臨むようにします。

まとめ


ということで今回の転職活動は結果としては失敗でした。ただ、得られたものも多かったのでここで腐らずにしっかり前を向いてまた人として、社会人として成長できるように頑張っていきます!

かなりの長文かつ転職に関するお話で興味のない方も多かったかもしれませんがどうかお許しください。

今回の私の経験が同じように転職活動を検討していたり、悩んでいたりする方の役に立てば嬉しいです。

どんどんチャレンジしていきましょう!!

 

それではまた次回の記事で。おやすみなさい。